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 はめあい 

転がり玉軸受を使用するとき、単独で使用されることはありません。必ず、軸・ハウジングに嵌合されて使用します。はめあいとは軸と内輪、ハウジングと外輪がはめ合わされる時の固さの度合を言います。すきまばめ、しまりばめ、とまりばめに分けられます。
はめあいの対象としてはクリープの防止を目的としています。クリープが生じるとすべり磨耗による異常発熱あるいは磨耗粉の軸受への進入などによって焼き付きや著しい早期寿命の原因となります。
はめあいはしめしろが大きければ一応クリープは防止出来ますが、ラジアルすきまの減少量(負のすきま)、軸受運転時の温度分布(温度によるしめ代の変化)、変形(軌道溝真円度への影響)等に注意して選定する必要があります。
軸受を軸あるいはハウジングに圧入した場合、ラジアルすきまがどれだけ変化するか?の目安は以下の計算で求められます。(TIMOSHENKOによる)



軸と内輪の圧入嵌合
軸と内輪の圧入嵌合
内輪溝径はしめしろiで圧入したとき、式(1)よりδ増加することにより、ラジアルすきまはδ減少します。
ここで、
d :内輪内径 軸内径計算式  
d1 :軸内径(中実軸の場合には として計算する)
d2 :内輪溝径  
i :しめしろ    
Eb :内輪のヤング率    
Es :軸のヤング率    
mb :内輪のポアソン数    
ms :軸のポアソン数    
ラジアルすきま計算式 (1)



外輪とハウジングの圧入嵌合

外輪とハウジングの圧入嵌合

 

ハウジングと外輪がしめしろIで圧入嵌合した場合、式(2)よりラジアルすきまはΔ減少します。
ここで、

D1

:外輪溝径

D

:外輪外径

D2

:ハウジング外径

I

:しめしろ

Eh

:ハウジングのヤング率

mh

:ハウジングのポアソン数

ラジアルすきま計算式 (2)


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