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用語集

EEPROM(EEPROM)

EEPROMとは、電気的に書き込み・消去が可能で、電源がなくても記憶情報を保持し続けられる不揮発性のメモリの一種です。Electrically Erasable and Programmable Read-Only Memoryの頭文字を取って、略称で呼ばれています。
同様に、電気的に書き込み・消去が可能な不揮発性のメモリとしては、フラッシュメモリがよく知られています。EEPROMはフラッシュメモリよりも消去ブロックが小さいため、使用に適しているのは非常に小さなデータセットの保存やアクセスが必要な場合です。反面、EEPROMはフラッシュメモリより速度性能で劣るケースが多く、中でも大量のデータを書き込む場合にはその差が大きくなります。
また、同じ物理サイズと表面積のチップで比較すると、低密度に配置されているEEPROMは、揮発性のフラッシュモジュールよりも全体の記憶容量が大幅に少なくなるでしょう。
しかし、現在では、さまざまな高速・大容量対応のEEPROMが開発されています。スマートフォン、スマートウェアラブル機器、携帯型医療機器、産業機器制御装置、ネットワークスイッチなど、EEPROMの用途も広がっています。

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