LCDパネル用バックライトユニット
概要
TV、PC、携帯電話、デジタルカメラなど、LCDパネル(液晶ディスプレイ)は、表示装置として幅広く使用されています。このLCDパネルは、それ自体では発光しないのでパネルの背面に必ず光源=バックライトが必要になります。弊社は、LEDを光源としたモバイル製品向け、PC向けバックライトの開発、部品製造、組み立てまで展開しています。
バックライトは、下図に示すようにいくつかの部品で構成されています。核となるのは、導光板、樹脂フレームです。これらは、サブミクロンオーダーでの金型の超精密加工、さらに安定した成形技術が必要であり、高精度ベアリングで鍛えられた弊社保有の知識と経験に裏打ちされた社内技術を展開しています。導光板は、LEDの点光源を表示エリアに均一に効率よく面状照明に変換する機能です。そのために、光学シミュレーションと独自開発の設計プログラムを駆使し光学設計を実現しています。さらに限られたスペース内に高信頼性を維持しつつ、いくつかの部品を組み込むための構造設計、組み立て技術などを併せ展開しています。また、大量に、高品質な製品を供給可能とするため、タイ工場、中国工場とも徹底した環境管理を実施し、安定供給を可能にしています。